[検査]
血液検査 |
◎排卵にかかわる各種ホルモンの検査
◎甲状腺機能検査
◎糖尿病の検査(血糖値)
◎血栓を作りやすいかどうかの検査(血液凝固機能検査)
◎自己抗体の検査(抗核抗体・ループスアンチコアグラント・抗カルジオリピン抗体・抗フォスファチジルセリン抗体・抗フォスファチジルエタノルアミン抗体など)
◎同種免疫異常にかかわる検査(NK細胞活性・リンパ球混合培養試験など)
◎ご夫婦の染色体検査 |
| 超音波検査 | 子宮の奇形や子宮筋腫の有無などを調べます。 子宮内膜ポリープなどの微小な異常を確認するために子宮内に水を注入し超音波で観察する方法(ソノヒステログラフィー)という検査を行うこともあります。 |
| 子宮鏡検査 | 子宮内に直径3mmの細いファイバースコープを挿入して子宮の中を直接観察する方法です。超音波で診断が難しい小さな病変を診断するのに適しています。子宮内膜ポリープなどの小さな病変はその場で取り除くことも可能です。 麻酔が必要となることもありますが、通常は痛み止めのみを使用してモニターをお見せしながら検査を行います。 入院は必要ありません。 |
[治療]
内科的異常に対する治療 | 甲状腺異常、糖尿病などが疑われる際には専門の医療施設をご紹介いたします。 |
| ホルモン療法 | 高プロラクチン血症に対する治療や、黄体機能不全に対するホルモン補充療法などを行います。 |
| ヘパリン療法 | ある種の自己抗体(抗リン脂質抗体)を持っている患者さんや血栓症の既往がある患者さんに対して、ヘパリン注射とアスピリンの内服を併用することにより流産を防げるとされています。妊娠が成立したらできるだけ早い時期からヘパリンの皮下注射とアスピリン(バッファリン)の内服を開始します。漢方薬を併用することもあります。 |
| その他の免疫療法 | 他に明らかな流産の原因を認めない患者さんに対してご主人のリンパ球を皮下注射することにより流産が防げるといわれています。その効果については今のところ一定の評価が得られてはいませんが、患者さんをしっかり選んで行うことによって、流産を防ぐ効果のある治療方法であると考えています。 |