不妊症不妊症

まずは不妊カウンセラーとお話をしてみませんか?

赤ちゃんが欲しいと思ってもなかなか通院の勇気がでない方、検査や治療に関しての不安がある方、現在おこなっている治療に疑問や不安があるが聞くに聞けないでいる方、まずは不妊カウンセラーとお話をしてみませんか?

当院では初診で妊娠を希望されていらっしゃった方に対してはまず不妊カウンセラーがお話を聞かせていただいております。
そのうえで今後の検査や治療をおこなうのか、おこなう場合はどのように進めていくのか、相談しながら決めさせていただいております。

もちろんセカンドオピニオンとして意見を聞きたいという方でもかまいません。
どうぞお気軽にあまり緊張せずお話をしに来ていただければと思っております。

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター 秋山彰子/澤部由紀子/武井陽子

不妊治療不妊治療

不妊治療というと、「何か特別なことをするのではないか?」と不安に感じる方も多いかと思います。

当院では最初に検査を行い、妊娠しづらいのはなぜなのかということを探していくところから始めます。しかし、検査を行ったからといって、妊娠のしくみについて全てわかるわけではありません。

妊娠がうまくいかない理由がわかったときは、それに対して治療を行っていきます。
ただし不妊は他の病気と違い、原因を全て診断し、治療することは難しい場合があります。あくまでうまくいかない点を補助する治療になります。

その方法として、AIH(人工授精)、IVF(体外受精)、顕微授精があります。どのような方法を選ぶかは、検査結果やご夫婦のご希望を考慮して決めていきます。
より良い治療法を選択していただくために、お二人のご希望に合わせてサポートさせていただきます。

不妊症とはどういう状態?

不妊症とは「生殖年齢に達したカップルが結婚後に正常な性生活を送り、1年が経過しても妊娠しない」場合をいいます。

これは日本も参加している世界産婦人科連合(FIGO)の「不妊症」の定義に基づくもので、日本でもこの定義が用いられています。

健康な男女が結婚して通常の性生活を送ると、結婚後1年以内には約80%、2年以内には約90%が妊娠します。

不妊症の原因不妊症の原因

不妊症には、主な原因が女性にある「女性不妊」と、男性にある「男性不妊」があります。
その割合を統計的に見てみると、女性不妊が40~50%、男性不妊が30~40%。残りの約10%は男女共に原因があるか、または原因がわからないケースです。
つまり、全体的にみれば、男女にはほぼ等しく不妊の原因があると考えられます。

女性不妊の主な原因
排卵因子
卵巣の中で卵胞が育ってから排卵するまでに問題がある。
卵管因子
卵管のとおりが悪く、卵子と精子が出会えない。
子宮因子
子宮が奇形であったり、子宮筋腫を患っていたりすることから、受精卵が着床できない。
年齢因子
一般に女性の年齢が35歳をこえると、徐々に卵巣の老化が進んでいき、妊娠しにくくなります。
男性不妊の主な原因
性機能障害
性交渉のときに思うように勃起や射精ができない。
造精機能障害
精子をつくる働きに問題があり、精液中の精子数が少ない、あるいは精液中に精子がまったく見られない。
精路通過障害
精子を運ぶ通路のとおりが悪く、精子が出てこられない。
男女の相性が原因の場合
免疫性不妊
女性側の免疫機能により、体内に入ってきた精子を異物ととらえて受け付けないため、精子が子宮腔に入れない。あるいは受精が障害されるなど。
原因が不明な場合
原因不明不妊(機能性不妊)
不妊の原因がわからない。

※男女ともにさまざまな検査を受けてもこれといった不妊原因が見つからないこともあります。半年から1年半たっても自然妊娠をしないようであれば、詳しい検査を受けたほうがいいでしょう。

原因不明不妊は、原因がないわけではありません。現在の検査法では、原因がわからない不妊という意味なのです。

治療を始めたばかりの頃に行った検査では原因がわからなくても、治療を進めていくうちに原因が明らかになってくるケースも少なくありません。

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