不妊症 血液検査不妊症 血液検査

血液検査について

血液検査は、生理周期や目的によって検査する項目が異なります。
検査するタイミングはこちらからお伝えいたします。

院内で検査完了できるものと、検査会社へ提出するものがあります。

LH

黄体化ホルモン

LH(黄体化ホルモン)は、黄体形成ホルモン呼ばれるもので、成熟した卵胞を排出させるホルモンです。卵胞にある卵子が成熟すると脳下垂体から分泌されます。LHが大量に放出されるいわゆるLHサージ(LHピーク)になると24時間以内に排卵が起こります。LHは、血液中だけでなく尿中にも排出されます。

FSH

卵胞刺激ホルモン

FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵胞を刺激して発育を働きかけるホルモンです。生理後から分泌されLHサージと共に若干の数値の上昇があります。黄体期には減少傾向となります。

E2

エストラジオール

性ステロイドで一般的に女性ホルモン、卵胞ホルモンと呼ばれるものです。エストロゲンとも呼ばれ女性らしい体を作るホルモンです。卵胞の発育に合わせて上昇していきます。

TEST

テストステロン

テストステロンはアンドロゲン(男性ホルモン)のひとつです。女性もテストステロンが分泌されていますが、過剰な場合には排卵障害の原因になります。多嚢胞性卵巣症候群が疑われる場合に行う検査です。

P4 プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれ卵胞から分泌されるホルモンです。プロゲステロン子宮内膜を厚くして着床する準備をします。黄体機能不全を診断の基準の一つです。
PRL

プロラクチン

乳汁分泌するホルモンで、授乳期に分泌されるホルモンです。授乳期以外に分泌され数値が高いと高PRL(プロラクチン)血症が疑われます。PRLが高いと着床不全や流産の可能性があり不妊の原因とも言われています。

TSH、FT3、FT4

甲状腺機能

甲状腺ホルモンはホルモン作用とバランスを調整する働きがあります。機能亢進、あるいは低下、どちらも受胎能力に影響し不妊の原因となります。

抗精子抗体 精子を異物として判断してしまうような抗体を持っていないかを検査します。
AMH

抗ミューラ管ホルモン検査

卵巣の予備能力(卵巣の中に残っている卵の数)を測る検査です。

CA125

子宮内膜症

子宮内膜症の可能性を採血にて判断いたします。

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