体外受精 採卵
採卵
超音波診断装置で卵胞を見ながら膣から針を刺し卵胞の中の卵を取り出す処置です。
採卵により得られた卵は洗浄し成熟度を判定した後、数時間培養します。
通常、静脈麻酔という全身麻酔をかけておこないますので、麻酔の副作用を防ぐために当日は朝から何も飲んだり食べたりしないで御来院ください。
また患者さんによっては事前に痛み止めの座薬や注射を使用しますので当日のスタッフの指示に従ってください。
採卵に伴う痛みや不快感には個人差がありますが、ご帰宅後何か変わったことがありましたら遠慮なく当院までご連絡ください。また採卵の当日はできるだけ安静を心がけるようお願いいたします。
媒精
卵を培養している培養液中に良好な精子を注入し、その後培養器の中で受精を促します。
受精の確認と受精卵の培養
正常な卵子と精子であれば70~80%の確率で受精します。受精の確認は採卵日の翌日(採卵後約24時間)に顕微鏡でおこないます。まれに受精が遅れて採卵後48時間後に確認される場合もあります。
受精が確認された卵(受精卵)は新しい培養液に移しさらに培養を続けます。
採卵の翌日お電話にて受精の状況をご説明いたします。
受精卵は分割を始め、採卵後2~3日目に4~8分割卵(胚)となります。
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